ITパスポート 過去問
平成29年度 秋期
問69 (テクノロジ系 問69)

１．不正解です。
ESSID（ExtensibleServiceSetIdentifier）は無線LANネットワークにつけられる
名前です。暗号化方式ではありません。

２．不正解です。
暗号化となりすまし検知の機能を持つ電子メールの規格です。
無線LANとは関係ないため誤りです。

３．不正解です。
SSL（Secure Socket Layer）は暗号化となりすまし検知、改ざん検知の機能を持つ通信方式です。
無線LANに限った方式ではありません。

４．正解です。
WPA2はWEPの暗号化方式を強化した無線LANの暗号化方式です。
Wi-Fi Allianceという組織が策定しています。

無線LANの暗号化方式であるWEPは解読が容易です。この弱点を改善した暗号化方式は、WPA2です。

１．「ESSID」とは、無線LANのIDです。無線LANに接続するときに端末に表示される名前が該当します。暗号化方式とは関係ないため、誤りです。

２．「S/MIME」は、MIMEでカプセル化した電子メールの暗号化方式です。無線LANの暗号化方式ではないため、誤りです。

３．「SSL」とは、インターネット上でのデータの暗号化方式です。無線LANに限った暗号化方式ではないため誤りです。

４．「WPA2」とは、暗号化方式にAESを採用した無線LANの暗号化方式です。
よって、正解です。

WEPの弱点を改善し、暗号強度を高めた暗号化方式をWPA2といいます。AES（Advanced Encryption Standard）という高度な暗号化の仕組みを使った暗号化方式です。

１．ESSIDは、無線LANのネットワークで使われる識別子ですので、誤りです。

２．S/MIMEは、電子メールの暗号化やデジタル署名に関する企画ですので、誤りです。

３．SSL（Secure Sockets Layer）とは、インターネット上で通信を暗号化する技術のことです。HTTPSに使われている技術ですので、誤りです。

４．WPA2の説明になりますので、正解です。