ITパスポート 過去問
平成30年度 秋期
問13 (ストラテジ系 問13)

・BCM
（Business Continuity Management）
事業継続マネジメントとも呼ばれます。
潜在的な脅威等や、それが顕在化したときに発生しうるリスクを予め特定し、
その対策を行う一連のマネジメントのことを示します。

・BPR
(Business Process Reengineering)
業務改革とも呼ばれます。
現在の業務内容やルールを抜本的に見直し、
業務改善をすることです。

問題文の説明では、「業務プロセスを抜本的に見直し」
と記述があるため、BPRが正答となります。

・CRM
(Customer Relationship Management)
顧客関係管理とも呼ばれます。
顧客との親密な関係を築くため、顧客情報を管理し、
リピート率等を上げるなどのマネジメントを行うことです。

・SFA
(Sales Force Automation)
営業支援システムとも呼ばれます。
営業活動にITシステム等を用い、
効率化を図ることを示します。

社内の業務プロセスを抜本的に見直したいとき、適用する手法は、BPRです。
よって、正解は2です。

他の選択肢も押さえておきましょう。

１．BCMとは、企業が策定した事業継続計画を管理することです。

３．CRMとは、顧客情報を利用して顧客と有効な関係を築き、利益を生み出すことです。

４．SFAとは、営業活動にITを利用することで効率化を図ることです。

BPR、ビジネスプロセスリエンジニアリングが正解です。

BCMは災害発生時の事業を継続の経営手法、CRMは顧客戦略、SFAは営業支援システムです。

したがって、２が正解です。