ITパスポート 過去問
令和2年度 秋期
問46 (マネジメント系 問46)

開発(Development)担当者と運用(Operations)担当者がお互いに協調し合い、バージョン管理や本番移行に関する自動化のツールなどを積極的に取り入れることによって、仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟に対応できるようにする取組をDevOpsといいます。(お互いの略称を組み合わせた造語です)

1 .正解です。

2 .WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトに必要となる工程洗い出し、階層的に分割して管理を行うものです。

3 .プロトタイピングは、本格的な開発に先立ち、試作品により、機能や性能などの確認を行う方法です。

4 .ペアプログラミングは、組になってチェックしながらプログラミングを行い品質を向上させる方法です。


したがって、１が正解です。

１．「DevOps」の説明ですので、正解です。

２．「WBS」とは、「Work Breakdown Structure」の略で、プロジェクトにおける作業を細かい単位に分割し、階層構造などで管理する手法のことをいいます。よって誤りです。

３．「プロトタイピング」は実際に動くモデルを作成して、それを確認してもらいながら開発を進めていく手法のことです。よって誤りです。

４．「ペアプログラミング」は、2人のエンジニアが1台のパソコンを使用して開発を行う手法で、ミスの軽減や作業の効率化などのメリットがあります。よって誤りです。

WBS：プロジェクトで必要となる作業を洗い出し、分解して階層化した図で表す手法です。

プロトタイピング：システム開発の早い段階で試作品を作成し、ユーザに確認しながら開発を進める手法です。

ペアプログラミング：プログラマーが2人で相談やレビューを行いながら、プログラムを作成する方法です。

したがって、１が正解です。