ITパスポート 過去問
令和2年度 秋期
問76 (テクノロジ系 問76)

１．「DMZ」は「DeMilitarized Zone」の略で、非武装地帯と訳されます。外部のインターネットと社内LANのような内部のインターネットの間に設置されるセグメントをいい、外部ネットワークから内部への攻撃を保護するためのものです。よって誤りです。

２．「MDM」は「Mobile Device Management」の略で、企業や社員が仕事で使用するスマートフォンなどの携帯情報端末の設定などを統合的・効率的に管理する手法のことですので、正解です。

３．「SDN」は「Software Defined Networking」の略で、ネットワークや通信に関する設定をソフトウェアによって構築する技術のことです。よって誤りです。

４．「VPN」は「Virtual Private Network」の略で、インターネットを利用した仮想的な私的ネットワークのことです。よって誤りです。

モバイル端末を遠隔から統合的に管理する仕組みは、MDM(Mobile Device Management)といいます。MDMでは、セキュリティ設定の一元管理、盗難および紛失時のリモートロック、リモートワイプ機能、アプリケーションのインストール制御などの機能があります。

１．不正解です。外部ネットワークと内部ネットワークの中間に位置する

　　ネットワークエリアのことです。DeMilitarized Zoneの略です。

２．正解です。

３．不正解です。ソフトウェアで制御するネットワークのことです。

　　Software-Defined Networkingの略です。

４．不正解です。暗号化技術を使って、インターネット回線上に仮想的に

　　内部ネットワークを構築する技術のことです。

　　Virtual Private Networkの略です。

従業員に貸与するスマートフォンなどのモバイル端末を遠隔から統合的に管理する仕組みであり、
セキュリティの設定や、紛失時にロックしたり初期化したりする機能をMDM(Mobile Device Management)と呼びます。

１．DMZ(DeMilitarized Zone)は、インターネット等外部とのアクセス用にファイアウォールで分離して設けた内部ネットワークとの中間ネットワーク領域のことです。

２．MDM(Mobile Device Management)が、正解です。

３．SDN(Software Defined Networking)は、ソフトウェアを用いたネットワークを一元管理する技術です。

４．VPN(Virtual Private Network)は、公衆回線でのインターネット上に仮想的に専用線と同等のセキュリティネットワークを構築する技術です。


したがって、２が正解です。