ITパスポート 過去問
令和8年度
問63 (テクノロジ系 問9)

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問題

ITパスポート試験 令和8年度 問63(テクノロジ系 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

PCに保存されたファイルを使用できなくするランサムウェアによる被害を低減させるための対策として、適切なものはどれか。
  • UPSの導入
  • データの暗号化
  • データのバックアップ
  • ログインパスワードの変更

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この過去問の解説 (2件)

01

本問ではランサムウェアに対する対策について問われています。

ランサムウェアとはransom(身代金)を要求するマルウェアのことで、感染するとPCがロックされる、ファイルが開けなくなるといった事象が発生し、復旧と引き換えに金銭などを要求します。

要求通り金銭を支払っても復旧される保証はないため、ランサムウェア感染時にもデータを復旧できるようデータをPCから隔離した場所に保存しておくことが対策となります。

選択肢1. UPSの導入

UPS(無停電電源装置)は電源トラブル発生時にも停電を発生させず機器を稼働させ続けるための装置です。停電対策のために導入されるもので、ランサムウェアに対する対策とは無関係であるため不適切です。

選択肢2. データの暗号化

データの暗号化は情報漏洩対策としては有効で、第三者がシステム内に侵入した際やPCに不正アクセスされた際にデータの流出を防ぐことができます。しかし、ランサムウェアに感染するとPC内のデータは勝手に暗号化され、ユーザ自身ではデータを利用することができなくなるため、事前にデータを暗号化しておくことはランサムウェア対策としては不適切です。

選択肢3. データのバックアップ

本選択肢が正答となります。予めデータをバックアップしておくことでランサムウェアに感染した際にもバックアップからデータを復旧することができ、被害を低減させることができます。

選択肢4. ログインパスワードの変更

ログインパスワードを変更することはPCへの不正アクセスを防止することはできますが、ランサムウェアはWebサイトへのアクセスやメールの添付ファイルなどから感染するため、ランサムウェアの感染を防止することはできません。また、設問にて問われているランサムウェアによる被害の低減にもつながらないため、不適切です。

まとめ

本問ではランサムウェアに感染した際の被害の低減方法について問われていました。

ランサムウェアはメールなどに添付されているファイルを開くことや悪意のあるWebサイトへのアクセスにより感染するため、不審なメールに添付されているファイルやURLを開かないことが重要です。

また、ランサムウェアに感染した場合の被害を低減するために、データについてはPCから隔離して外付けHDDやクラウドなどに保存しておくことが大切です。

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02

ランサムウェアは、端末のデータを暗号化するなどして利用不能にし、復旧と引換えに金銭等を要求するマルウェアです。被害後もデータを戻せるよう、端末から分離したバックアップを用意することが重要です。

選択肢1. UPSの導入

UPSは停電時に一時的に電力を供給し、突然の電源断を防ぐ装置です。ランサムウェアで使用不能になったファイルの復旧対策にはなりません。

選択肢2. データの暗号化

通常のデータ暗号化は漏えい時の機密性の確保に役立ちますが、ランサムウェアによる暗号化や破壊から元データを復旧する手段にはなりません。

選択肢3. データのバックアップ

正しいです。安全に保管されたバックアップがあれば、感染した端末を復旧した後にデータを戻せるため、被害を低減できます。

選択肢4. ログインパスワードの変更

ログインパスワードの変更はアカウントの不正利用対策にはなりますが、既に感染したランサムウェアによるファイル暗号化からの復旧手段ではありません。

まとめ

設問は、使用不能になったファイルを復旧できる対策を問うています。

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