ITパスポート 過去問
令和7年度
問82 (テクノロジ系 問27)

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問題

ITパスポート試験 令和7年度 問82(テクノロジ系 問27) (訂正依頼・報告はこちら)

あるコンピュータのデータベースの内容を他のコンピュータのデータベースに複製して、両者の内容が一致するように同期させるDBMSの機能はどれか。
  • アーカイブ
  • バックアップ
  • レプリケーション
  • ロールバック

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この過去問の解説 (3件)

01

DBMS(DataBase Management System)とは、データベースを効率的かつ安全に管理、運用するためのソフトウェアです。

データの検索・更新・削除といった操作、データの一貫性、安全性を守るための機能を提供します。

選択肢1. アーカイブ

アーカイブは古いデータや使用頻度の低いデータを長期保存することです。

そのため本選択肢は不正解です。

 

選択肢2. バックアップ

バックアップは障害や誤操作に備えてデータを退避・保存しておくことです。

そのため本選択肢は不正解です。

 

選択肢3. レプリケーション

レプリケーションはデータベースの内容を他のコンピュータのデータベースに複製して、両方の内容を一致させることです。

障害対策や分散処理のために利用します。

そのため本選択肢が正解です。

 

選択肢4. ロールバック

ロールバックはトランザクション処理においてエラーが発生したときに、処理を開始前の状態に戻すことです。

そのため本選択肢は不正解です。

まとめ

本問で問われた用語の意味を短くまとめておきます。

 

アーカイブ 長期保存

バックアップ 障害復旧用の保存

レプリケーション 複製・同期

ロールバック トランザクション開始前に戻す

 

トランザクションとはデータベースに対する一連の処理を一つにまとめた考え方です。

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02

正と副の2つのデータベースを同期させるDBMSの機能をレプリケーションといいます。

選択肢1. アーカイブ

不正解。データベース自体を履歴として保存することです。

選択肢2. バックアップ

不正解。データベースのコピーを別の媒体に保管することです。

選択肢3. レプリケーション

これが正解です。

選択肢4. ロールバック

不正解。処理でエラーがあった際に、元に戻すことです。

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03

DBMS(Database Management System)とは、データベースシステムを運用するための中核になるシステムのことで、データベース内から必要なデータを得たり、データを編集するための基本的な機能を提供します。


代表的なDBMSとして、


・Microsoft SQL Server

・Oracle Database

・MySQL

・PostgreSQL


などがあります。


さて、問題で問われている機能は「他のコンピュータのデータベースに複製してという文面から、一見すると「バックアップ」のように思えますが、この問題の正解は「レプリケーション」となります。

 

では、バックアップとレプリケーションは何が違うのか。それぞれの用語の意味や違いについて確認していきましょう。

選択肢1. アーカイブ

長期間の保存をすることにまとめられたデータの総称です。

データファイルであれば圧縮してファイルサーバーに保管されるのが一般的です。

例えばLinuxディストリビューションのひとつ「Ubuntu」は、サポートが終了したバージョンも「Old Releases」と呼ばれるアーカイブ専用のサイトで今でもダウンロードでき、研究目的などに利用することが可能です。


また、ブログやライブ配信サイトに公開されているアーカイブは「過去記事」「録画」などを意味します。

選択肢2. バックアップ

実際にPCで業務をされている方であれば、USBメモリや外付けHDDに自身が作成されたデータをコピーされている方も多いと思いますが、それは何のためでしょうか?


多くの方が、


万一、操作ミスや故障でデータが消えてしまったらどうしよう」


という、万一のときの「保険」として別の記憶媒体にも保存されているかと思われます。

「バックアップは保険」ここを意識したうえで、レプリケーションとの違いを比較してみましょう。

選択肢3. レプリケーション

レプリケーションとは、別のサーバーにも全く同じデータベースを複製し、それを常に同じ内容に更新しながら運用するという方法です。


複製というところまではバックアップと同じですが、レプリケーションの場合は「常に内容が更新される」つまりは同期しながら複製されたデータベースも運用されるという点です


レプリケーションはバックアップのように「保険」として用いられることもある他、アクセスしやすいサーバーの負荷を分散し、システムダウンを回避するのにも効果的です。


イメージとしては、コンビニやスーパーのレジが1つよりも2つの方が混雑しにくいのと似ています。

選択肢4. ロールバック

データベースに障害が発生した際の対処方針のひとつです。

「ジャーナル」と呼ばれる、データベースの更新記録に基づき


ロールバック・・・変更の状態

ロールフォワード・・・変更の状態


を復元後の状態として修復します。

まとめ

レプリケーションを実現するには、もう1台サーバーとなるハードウェアが必要ですが、この稼働スタイルも


デュアルシステム→複数のハードウェアを同時に本稼働

デュプレックスシステム→本稼働は1台のみで、他のハードウェアはもしもに備えて待機中


と2パターンあります。

これらはいずれもハードウェアの運用形態であり、レプリケーションは「保険」や「負荷分散」といった目的です。


この辺りは、教科書でも似たような言い回しが繰り返されて理解も曖昧になりがちですので、きちんと内容を整理しながら暗記していきましょう。

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