ITパスポート 過去問
令和8年度
問16 (ストラテジ系 問16)

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問題

ITパスポート試験 令和8年度 問16(ストラテジ系 問16) (訂正依頼・報告はこちら)

教師あり学習において、正解となる情報を付与する作業を表す用語として、最も適切なものはどれか。
  • アノテーション
  • エンコード
  • データクレンジング
  • フィルタリング

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この過去問の解説 (3件)

01

教師あり学習では、入力データと正解ラベルの組を使って学習します。画像や文章などのデータに正解情報を付ける作業がアノテーションです。

選択肢1. アノテーション

正しいです。アノテーションは、学習用データに分類名や対象範囲などの正解情報を付与する作業です。

選択肢2. エンコード

エンコードは、情報を一定の規則に従って符号化する処理です。

選択肢3. データクレンジング

データクレンジングは、欠損・重複・表記揺れなどを修正してデータ品質を高める作業です。

選択肢4. フィルタリング

フィルタリングは、条件に合うデータを選別したり不要な情報を除いたりする処理です。

まとめ

教師あり学習のためにデータへ正解情報を付与する作業はアノテーションです。

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02

AI分野に関する出題ですが、類似する意味として用意されているダミーの選択肢についても重要なIT用語となります。

総合的な試験対策として、これらの専門用語の意味もしっかりと理解しておきましょう。

選択肢1. アノテーション

AIに学習させるにあたって、まずは「データに違いがある」ということを教えなくてはなりません。

その違いを判別させるためには、ひとつずつのデータに意味づけをする必要があります。

 

例えばトマトの画像ときゅうりの画像を「別の野菜」とAIに認識させるには、

両者の画像に「トマト」「きゅうり」という文字列データを紐づけます。

それを元に、AIはまず「これは別の野菜」と区別するところから学習を始めることができるのです。(正解)

選択肢2. エンコード

ある形式データを、別の形式に変換することを言います。

例えば、ビデオカメラで撮影した動画をSNSなどにアップロードする際、そのままの形式だと

解像度が高すぎてサイズも大きく、アップロードに時間がかかる場合があります。

 

そこで一旦、Webに最適化された低劣化・高圧縮の形式に変換してからアップロードします。

 

この変換するためのプログラムや変換形式のことをコーデックといい、Web向けの動画コーデックには

H.265やAV1などがあります。

選択肢3. データクレンジング

入力済みのデータについて、誤字脱字や重複項目、表記揺れがないかをチェックし、訂正することです。

 

特に「(株)ABC」と「株式会社ABC」といった表記揺れは、重複チェックでは見つけきれないこともあるので注意が必要です。

選択肢4. フィルタリング

特定のデータを抽出、振り分けすることの総称です。

Excelであれば、Index関数とMatch関数を使って指定した条件に沿ったデータフィルタリングが可能です。

 

別の用語の使い方として、未成年にスマートフォンを買い与える際、不適切なサイトの閲覧を禁止するために

導入される保護アプリを「フィルタリングアプリ」と呼びます。

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03

この問題は、ITパスポート試験のAI(人工知能)および機械学習に関する分野からの出題であり、「教師あり学習」の基礎知識について問われています。

選択肢1. アノテーション

正解です。
アノテーションとは、画像やテキストなどのデータに対して意味や正解のラベル(メタデータ)を付与し、AIが認識・学習できるようにする重要な作業のことです。教師あり学習のAIモデルを構築するためには、この作業によって作られたデータが不可欠となります。
 

選択肢2. エンコード

誤りです。
エンコードとは、データを一定のルールに従って別の形式や符号に変換する処理のことです。機械学習においては、データをAIが計算できる「数値」に変換するあくまで前処理を指すため、正解データを付与する作業とは関係がありません。
 

選択肢3. データクレンジング

誤りです。
データクレンジングとは、データベース等にあるデータの誤りや重複、表記の揺れなどを修正・削除し、データの品質を高める作業のことです。データの品質を上げるための前処理ですが、正解ラベルを付与する作業ではありません。
 

選択肢4. フィルタリング

誤りです。
フィルタリングとは、特定の条件に基づいて必要なデータだけを抽出したり、不要なデータを除去したりする仕組みや処理のことです。迷惑メールの自動振り分け、有害サイトへのアクセス制限などがその代表例です。
 

まとめ

「教師あり学習=正解データ」という関係性と、その正解データを作る作業が「アノテーション」というパターンは頻出します。近年AIの需要や注目が高まっているからこそ特に注意しましょう。

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