ITパスポート 過去問
令和8年度
問70 (テクノロジ系 問16)
問題文
ISMSにおける情報セキュリティインシデントの管理に関する記述のうち、適切なものはどれか。
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問題
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ITパスポート試験 令和8年度 問70(テクノロジ系 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
ISMSにおける情報セキュリティインシデントの管理に関する記述のうち、適切なものはどれか。
- 情報セキュリティインシデントには臨機応変な対応が求められるので、あらかじめ対応手順を文書化しておくのではなく、実際の対応内容を記録する。
- 情報セキュリティインシデントから得られた知識は、模倣を防ぐために情報セキュリティの管理策の強化には用いない。
- 情報セキュリティ事象は、その評価を待つことなく、報告された時点で情報セキュリティインシデントに分類される。
- 情報セキュリティ事象は、適切な管理者へ速やかに報告するために、あらかじめその連絡経路と仕組みを用意しておく。
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この過去問の解説 (3件)
01
ISMS(Information Security Management System)では、情報セキュリティ上の出来事を速やかに報告・評価し、セキュリティインシデントへ一貫して対応できる体制を事前に整えます。対応後に得た知識は、再発防止や管理策の改善にも活用します。
臨機応変な判断が必要でも、報告、初動などの手順は事前に定めて文書にしておく必要があります。対応した記録だけを残せばよいわけではありません。
インシデントから得た知識は、再発防止や管理策の強化に活用します。模倣を防ぐことを理由に改善へ使わないのは適切ではありません。
情報セキュリティ事象は、まず評価され、悪影響を及ぼす可能性などに応じて情報セキュリティインシデントに分類されます。報告された全事象が直ちにインシデントになるわけではありません。
正しいです。事象を適切な管理者へ速やかに報告できるよう、連絡経路、責任者、報告の仕組みをあらかじめ用意します。
ISMSのインシデント管理では、事前に報告体制と手順を整え、事象を評価し、得た知識を改善へとつなげます。
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02
本問ではISMSにおける情報セキュリティインシデントの管理に関する理解が問われています。
各選択肢の記載を見ていきましょう。
本選択肢は正答ではありません。
ISMSでは情報セキュリティインシデントに対する対応手順を事前に文章化します。
「あらかじめ対応手順を文書化しておくのではなく、実際の対応内容を記録する」という記載はISMSの考え方とは逆行しており、適切ではありません。
本選択肢は正答ではありません。
ISMSでは情報セキュリティインシデント発生時には原因の分析や再発防止策の策定佐渡行、継続してセキュリティを強化していきます。
本選択肢は正答ではありません。
ISMSではインシデントとはある事象の中で影響があると判断されたものを示します。「その評価を待つことなく、報告された時点で情報セキュリティインシデントに分類される。」と言うのは誤りで、事象が報告された時点ではただの事象に過ぎず、影響のあるものと評価された後インシデントとして扱われます。
本選択肢が正答となります。
ISMSでは情報セキュリティインシデントが発生する前にあらかじめ報告・連絡経路や対応手順を策定しておきます。
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03
ISMSにおける情報セキュリティインシデント管理では、
その事象を管理者に速やかに報告する必要があります。
そのための連絡経路をあらかじめ準備する必要があります。
不正解です。
あらかじめ対応手順を文書化する必要があります。
不正解です。
情報セキュリティインシデントから得られた知識は、
将来の発生を防ぐために管理策の強化に用いられます。
不正解です。
評価の後に、情報セキュリティインシデントに分類されます。
正解です。
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