ITパスポート 過去問
令和8年度
問92 (テクノロジ系 問38)

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問題

ITパスポート試験 令和8年度 問92(テクノロジ系 問38) (訂正依頼・報告はこちら)

ゼロトラストセキュリティの考え方に基づいた情報セキュリティ対策の例として、適切なものはどれか。
  • インターネットと内部ネットワークの境界にファイアウォールを配置し、インターネットからの脅威を境界で遮断する。
  • 内部ネットワークからであっても外部ネットワークからであっても、ネットワーク上の情報資源へのアクセスには二要素認証を利用する。
  • 内部ネットワークに接続するPCにインストールされたソフトウェアに脆(ぜい)弱性が発見されたときに、そのセキュリティパッチは公開後直ちに適用する。
  • 内部ネットワークに接続するPCのうち、インターネットにアクセスするPCだけにマルウェア対策ソフトをインストールする。

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この過去問の解説 (3件)

01

ゼロトラストセキュリティは、社内ネットワークだから安全とはみなさず、アクセスのたびに利用者や端末を確認し、必要最小限の権限だけを与える考え方です。接続元の境界内/外を問わない点が重要です。

選択肢1. インターネットと内部ネットワークの境界にファイアウォールを配置し、インターネットからの脅威を境界で遮断する。

境界の内側を信頼し、外側の脅威をファイアウォールで遮断する考え方は境界型セキュリティです。ゼロトラストだけを表す例ではありません。

選択肢2. 内部ネットワークからであっても外部ネットワークからであっても、ネットワーク上の情報資源へのアクセスには二要素認証を利用する。

正しいです。内部ネットワークからのアクセスも無条件に信頼せず、外部と同様に二要素認証を求めることは、常に検証するゼロトラストの考え方に合います。

選択肢3. 内部ネットワークに接続するPCにインストールされたソフトウェアに脆(ぜい)弱性が発見されたときに、そのセキュリティパッチは公開後直ちに適用する。

セキュリティパッチの迅速な適用は重要ですが、内部からのアクセスも信頼せず継続的に検証するというゼロトラスト固有の例ではありません。

選択肢4. 内部ネットワークに接続するPCのうち、インターネットにアクセスするPCだけにマルウェア対策ソフトをインストールする。

内部ネットワークのPCであってもマルウェア感染の可能性があります。インターネットへ接続するPCだけを保護する考え方は不十分です。

まとめ

内部か外部かにかかわらずアクセスを検証することがゼロトラストセキュリティの判断軸です。

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02

ゼロトラストセキュリティとは、社内・社外と問わずネットワーク上に

存在するすべての機器や通信を信用しないという考え方に

基づくセキュリティ対策のことです。

 

従来は社内と社外の境界線にファイアウォールなどを設置することで

社内を守っていましたが、現在は侵入を防ぐことが困難になったため、

この考え方が主流となってます。

 

社内、社外に関わらず、情報資産にアクセスする際は

二要素認証をするなどがその例になります。


 

選択肢1. インターネットと内部ネットワークの境界にファイアウォールを配置し、インターネットからの脅威を境界で遮断する。

不正解です。境界型防御のことです。

選択肢2. 内部ネットワークからであっても外部ネットワークからであっても、ネットワーク上の情報資源へのアクセスには二要素認証を利用する。

正解です。

選択肢3. 内部ネットワークに接続するPCにインストールされたソフトウェアに脆(ぜい)弱性が発見されたときに、そのセキュリティパッチは公開後直ちに適用する。

不正解です。脆弱性管理のことです。

選択肢4. 内部ネットワークに接続するPCのうち、インターネットにアクセスするPCだけにマルウェア対策ソフトをインストールする。

不正解です。境界型防御の一環です。

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03

本設問ではゼロトラストセキュリティについて問われています。

ゼロトラストセキュリティとは「何も信頼せず、毎回検証する」という防御モデルです。

従来は境界防御モデルが主流で、内部のネットワークは安全・外部のネットワークは危険という考えのもと、境界にファイアウォールなどを設置して外部からの通信のみを検証し、内部の通信については安全なものとして信頼し検証をしないというモデルが採用されていました。

昨今はクラウドサービスの普及により社外のクラウドサービスを利用することが増えたり、テレワークの増加により社外から社内システムにアクセスすることが増えたこと、マルウェアなどが一度社内に侵入すると社内の他のシステムに対しても影響する可能性があることなどにより、社内ネットワークであったとしても信頼せずに毎回検証を行うゼロトラストモデルが導入されることが増えています。

選択肢1. インターネットと内部ネットワークの境界にファイアウォールを配置し、インターネットからの脅威を境界で遮断する。

本選択肢は正答ではありません。

ネットワークの境界にファイアウォールを設置する、境界型の防御モデルに関する説明であり、ゼロトラストセキュリティとは異なります。

選択肢2. 内部ネットワークからであっても外部ネットワークからであっても、ネットワーク上の情報資源へのアクセスには二要素認証を利用する。

本選択肢が正答です。

ゼロトラストセキュリティでは、例え内部ネットワークからの通信であったとしても信頼せずに認証を実施します。

選択肢3. 内部ネットワークに接続するPCにインストールされたソフトウェアに脆(ぜい)弱性が発見されたときに、そのセキュリティパッチは公開後直ちに適用する。

本選択肢は正答ではありません。

一般的なセキュリティ対策として最新のセキュリティパッチを適用することは有効ですが、ゼロトラストセキュリティの例としては不適切です。

選択肢4. 内部ネットワークに接続するPCのうち、インターネットにアクセスするPCだけにマルウェア対策ソフトをインストールする。

本選択肢は正答ではありません。

ゼロトラストセキュリティではインターネット(外部)に接続する/しないに関わらず、内部ネットワークにのみ接続するとしても信頼せずに検証を行う(マルウェア対策を実施する)考え方です。

まとめ

本問ではゼロトラストセキュリティに関する理解が問われていました。

ゼロトラストセキュリティと対照されるセキュリティ対策モデルとしては境界型防御モデルがあります。

・ゼロトラストは内部/外部の通信どちらも信頼せずに検証を行う

・境界型は内部は安全/外部は危険という考え方に基づき、外部からの通信のみ検証を行う

と整理しておくと良いでしょう。

参考になった数0