ITパスポート 過去問
令和8年度
問94 (テクノロジ系 問40)

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問題

ITパスポート試験 令和8年度 問94(テクノロジ系 問40) (訂正依頼・報告はこちら)

情報セキュリティ対策を、「技術的セキュリティ対策」、「人的セキュリティ対策」及び「物理的セキュリティ対策」に分類したとき、「物理的セキュリティ対策」の例として、適切なものはどれか。
  • 機密情報の取扱いに関して、罰則を含めた規則を制定し、これを遵守させるために、関係者に定期的な教育を実施する。
  • 被災によるシステム障害が発生してもサービスを継続できるように、遠隔地にバックアップシステムを用意する。
  • ますます方法が巧妙化されるサイバー攻撃による被害を防ぐために、サイバー攻撃の方法や対策に関する情報を従業員に周知する。
  • マルウェアによる被害を防ぐために、マルウェア対策ソフトを導入し、定義ファイルを常に最新に保つ。

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この過去問の解説 (3件)

01

物理的セキュリティ対策は、建物、設備、媒体、災害など物理的な要因から情報資産を守る対策です。教育や規則は人的対策、ソフトウェアによる防御は技術的対策として区別しましょう。

選択肢1. 機密情報の取扱いに関して、罰則を含めた規則を制定し、これを遵守させるために、関係者に定期的な教育を実施する。

規則の制定と関係者への教育は、人の行動や意識に働きかける人的セキュリティ対策です。

選択肢2. 被災によるシステム障害が発生してもサービスを継続できるように、遠隔地にバックアップシステムを用意する。

正しいです。災害で主システムが使えなくなる物理的なリスクに備え、離れた場所へバックアップシステムを設置するため、物理的セキュリティ対策に当たります。

選択肢3. ますます方法が巧妙化されるサイバー攻撃による被害を防ぐために、サイバー攻撃の方法や対策に関する情報を従業員に周知する。

攻撃方法や対策を従業員へ周知することは、知識と意識を高める人的セキュリティ対策です。

選択肢4. マルウェアによる被害を防ぐために、マルウェア対策ソフトを導入し、定義ファイルを常に最新に保つ。

マルウェア対策ソフトの導入と定義ファイルの更新は、ソフトウェアで攻撃を検知・防御する技術的セキュリティ対策です。

まとめ

設備や拠点を用いて災害などの物理的リスクに備えるものを選びます。

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02

それぞれのセキュリティ対策は以下のとおりです。

 

・技術的セキュリティ対策

 情報システムやネットワーク、ソフトウェアに施す対策です。

 具体的には、データ暗号化、ファイアーウォール設置、ウイルス対策ソフト

 導入などになります。

 

・人的セキュリティ対策

 人の行動に起因するリスクを低減する対策です。

 具体的には、教育、操作手順の標準化、アクセス権限管理などになります。

 

・物理的セキュリティ対策

 自然災害や不審者の侵入から情報資産を保護するための対策です。

 具体的には、入退室管理システムや監視カメラ、耐震強化などになります。


 

選択肢1. 機密情報の取扱いに関して、罰則を含めた規則を制定し、これを遵守させるために、関係者に定期的な教育を実施する。

不正解です。人的セキュリティ対策のことです。

選択肢2. 被災によるシステム障害が発生してもサービスを継続できるように、遠隔地にバックアップシステムを用意する。

正解です。

選択肢3. ますます方法が巧妙化されるサイバー攻撃による被害を防ぐために、サイバー攻撃の方法や対策に関する情報を従業員に周知する。

不正解です。物理的セキュリティ対策のことです。

選択肢4. マルウェアによる被害を防ぐために、マルウェア対策ソフトを導入し、定義ファイルを常に最新に保つ。

不正解です。人的セキュリティ対策のことです。

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03

本設問では情報セキュリティ対策のうち、技術的・人的・物理的対策に関する理解が問われています。

各セキュリティ対策については以下のように説明できます。

・技術的セキュリティ対策:情報セキュリティ対策をシステム構成(ソフトウェアやネットワーク)により実施すること

・人的セキュリティ対策:人の行動により実施するセキュリティ対策で、セキュリティ教育の実施やルールの策定など

・物理的セキュリティ対策:建物への入館や設備による対策を実施すること

選択肢1. 機密情報の取扱いに関して、罰則を含めた規則を制定し、これを遵守させるために、関係者に定期的な教育を実施する。

本選択肢は正答ではありません。

情報の取り扱いに関するルールの策定や教育の実施は人的セキュリティ対策に分類されます。

選択肢2. 被災によるシステム障害が発生してもサービスを継続できるように、遠隔地にバックアップシステムを用意する。

本選択肢が正答です。

災害発生時のサービス継続計画は物理的セキュリティ対策に分類されます。

選択肢3. ますます方法が巧妙化されるサイバー攻撃による被害を防ぐために、サイバー攻撃の方法や対策に関する情報を従業員に周知する。

本選択肢は正答ではありません。

サイバー攻撃に関する情報の従業員への周知は人的セキュリティ対策に分類されます。

選択肢4. マルウェアによる被害を防ぐために、マルウェア対策ソフトを導入し、定義ファイルを常に最新に保つ。

本選択肢は正答ではありません。

ソフトウェアによる情報セキュリティ対策は技術的セキュリティ対策に分離されます。

まとめ

本問では情報セキュリティ対策の分類について問われていました。

正答となった物理的セキュリティ対策では災害発生時の業務継続プラン(BCP)について記載されていましたが、他にも防犯カメラの設置や入室時のセキュリティ強化(セキュリティカードや静脈認証の設置)なども物理的なセキュリティ対策に代表されますので、覚えておくと良いでしょう。

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