ITパスポート 過去問
令和7年度
問18 (ストラテジ系 問18)

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問題

ITパスポート試験 令和7年度 問18(ストラテジ系 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

ITにおけるアクセシビリティに関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 高齢者や障害者などを含め、様々な能力や特性をもつ幅広い層の人が等しく利用できるように配慮したソフトウェア製品の設計
  • 顧客データを基に顧客を識別し、コールセンターやインターネットなどの様々なチャネルを用いて顧客との関係を深める手法
  • 製品、システム、サービスなどにおいて、それらを使用する場面をイメージしたり実際に利用したりすることで得られる人の感じ方や反応
  • 特定のファイルやデータベースなどの情報資産に対し、参照や更新などの権限の認可や制限を確実にする手段

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この過去問の解説 (2件)

01

ITパスポート試験の文脈におけるアクセシビリティとは、どのような特性や能力の人でも、等しく情報サービスを利用できること、という意味と考えてください。

各選択肢をそれぞれ解説します。

選択肢1. 高齢者や障害者などを含め、様々な能力や特性をもつ幅広い層の人が等しく利用できるように配慮したソフトウェア製品の設計

アクセシビリティの説明として適切です。

そのため本選択肢が正解です。

選択肢2. 顧客データを基に顧客を識別し、コールセンターやインターネットなどの様々なチャネルを用いて顧客との関係を深める手法

マーケティングや経営戦略の手法であるCRM(Customer Relationship Management)が、該当すると考えられます。

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢3. 製品、システム、サービスなどにおいて、それらを使用する場面をイメージしたり実際に利用したりすることで得られる人の感じ方や反応

利用者の感じ方や反応のことであるため、UX(User Experience)のことです。

アクセシビリティと関係がある考え方ではありますが、そのものの説明ではないため本選択肢は不正解です。

選択肢4. 特定のファイルやデータベースなどの情報資産に対し、参照や更新などの権限の認可や制限を確実にする手段

権限の認可、制限を管理する技術は、アクセス制御(Access Control)のことです。

そのため本選択肢は不正解です。

まとめ

アクセシビリティとは、高齢者や障害者などを含み誰もが等しく利用できるようにするための設計思想のことです。

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02

アクセシビリティとは、高齢者や障害者の方も、幅広く等しく利用できるようにした

ソフトウェア製品の設計を指します。

選択肢1. 高齢者や障害者などを含め、様々な能力や特性をもつ幅広い層の人が等しく利用できるように配慮したソフトウェア製品の設計

この選択肢が正解です。

アクセシビリティに関する説明です。

選択肢2. 顧客データを基に顧客を識別し、コールセンターやインターネットなどの様々なチャネルを用いて顧客との関係を深める手法

オムニチャネルとは、顧客との関係を深める手法です。

コールセンターやインターネットなどの様々なチャネル(顧客との接点)を用いて

顧客との関係を深めます。

このときに、顧客を識別するものとして、顧客データを利用します。

選択肢3. 製品、システム、サービスなどにおいて、それらを使用する場面をイメージしたり実際に利用したりすることで得られる人の感じ方や反応

UXとは、製品やシステムを顧客が利用した際に得られる経験(感じ方や反応)をさします。

選択肢4. 特定のファイルやデータベースなどの情報資産に対し、参照や更新などの権限の認可や制限を確実にする手段

アクセス制御とは、ユーザーあるいはグループごとに権限や制限を設定する手段です。

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