ITパスポート 過去問
令和7年度
問54 (マネジメント系 問19)
問題文
あるコールセンターでは、顧客からの電話による問合せに対応するオペレーターを支援するシステムに、顧客とオペレーターの会話の音声を認識し、顧客の問合せに対する回答の候補をオペレーターのPCの画面に表示するAIを導入した。1日の対応件数は1,000件であり、問合せ内容によって二つのグループA、Bに分けた。AI導入前後の各グループの対応件数、対応時間が表のとおりであるとき、AI導入後に、1,000件の問合せに対応する時間は何%短縮できたか。
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問題
ITパスポート試験 令和7年度 問54(マネジメント系 問19) (訂正依頼・報告はこちら)
あるコールセンターでは、顧客からの電話による問合せに対応するオペレーターを支援するシステムに、顧客とオペレーターの会話の音声を認識し、顧客の問合せに対する回答の候補をオペレーターのPCの画面に表示するAIを導入した。1日の対応件数は1,000件であり、問合せ内容によって二つのグループA、Bに分けた。AI導入前後の各グループの対応件数、対応時間が表のとおりであるとき、AI導入後に、1,000件の問合せに対応する時間は何%短縮できたか。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は、コールセンターにおけるAI導入前後の対応時間データをもとに、全体の対応時間が何パーセント短縮できたかを計算するものです。
まず全体に対応時間を100と仮定します。
1.AI導入前の対応時間を計算します
AI導入前のグループAの対応時間 100 * 60% = 60時間
AI導入前のグループBの対応時間 100 * 40% = 40時間
2.AI導入後の対応時間を計算します
グループAはAI導入後に50%、対応時間が短縮されたので以下のように計算できます。
(100 * 60%) * 50% = 30時間
グループ BはAI導入後も変わっていません。
そのためAI導入後の全体の対応時間は次のようになります。
30時間 + 40時間 = 70時間
本問では短縮率の計算を求められています。
100時間 - 70時間 / 100 = 30%
問合せに対応する時間は30%短縮できたと計算できます。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
計算問題を解答するときの基本の一つとして、全体に対する各要素の割合や、変化前と変化後の具体的な数値を正確に把握することが重要といえます。
本問では全体の具体的な時間が与えられていないので、全体を「100」などと仮定して計算を進めると分かりやすくなりました。
正確に情報を読み取り、落ち着いて計算をすることが正解への道です。
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02
導入前と導入後で対応時間が短縮されたのはAグループのみで、全体の60%が半分になりました。よって、短縮されたのは、60%の半分の30%になります。
これが正解です。
これは不正解です。
これは不正解です。
これは不正解です。
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03
このような問題では、
問題文のシナリオを要約する→数式に置き換えてみる
というプロセスで考えてみると良いです。
問題文には「AI導入後に〜時間は何%短縮できたか。」とあるので、対応時間の短縮率が問われていることがわかります。
この場合、対応時間の短縮率は
短縮前の対応時間 ÷ 短縮後の対応時間
の式で求めることができます。
ではグループAおよびBの短縮前(AI導入前)、短縮後(AI導入後)それぞれの対応時間を確認し、短縮率を求めていきましょう。
まずグループAの短縮前ですが、ここでは「対応時間」について「全体の60%」とあります。
ここで注意したいのが、計算にはこの「60%」という数字をそのまま使うということです。
表の隣に「対応件数」とありますが、今回問われているのは対応時間についてですので、問われている内容に関係しません。
なので、問題にある「Aが800件」「Bが200件」「全体で1,000件」は今回の計算には必要ないデータとなります。
次に短縮後ですが、これは50%短縮できたということなので
60% × 0.5 = 30%
となり、AIを導入したことで当初の対応時間(全体の60%)について30%短縮できたことになります。
続いてグループBですが、こちらは「AI導入前と同じ時間」なので短縮率0%となります。
よって、正解は30%です。
計算問題は解くのに手間がかかることから、最初から捨て問とする学生さんもいらっしゃるかと思います。
しかしITパスポート試験の場合、過去問を見る限りでは「きちんと読み解けば、あとは単純計算」といったパターンも珍しくはありません。
計算が苦手な学生さんの場合でも、
計算問題が出題されたら一旦保留
↓
残り時間内に一読
↓
解けそうなら解く
といったスタンスもおすすめです。
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