ITパスポート 過去問
令和8年度
問52 (マネジメント系 問18)

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問題

ITパスポート試験 令和8年度 問52(マネジメント系 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

業務システムの開発において、開発者がシステム要件定義を実施する場合利用者の関わり方として、最も適切なものはどれか。
  • 開発者が行うシステム要件のレビューに参加し、妥当性を確認する。
  • 開発者に全て任せ、その決定に従う。
  • システムの保守が可能かどうかを見極める。
  • システム要件の技術的な実現性を検証する。

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この過去問の解説 (2件)

01

システム要件定義とは、「システムに必要な機能や性能、満たすべき性能を明確にすること」であり、実際にシステムを使う利用者側の要求や業務の内容が適切に反映される必要があります。しかし、システムの開発者側が必ずしも利用者側の要望や現場の課題に詳しいわけではありません。システムの要件が利用者のニーズや運用の実態に沿っているかを利用者側がチェックすることで、利用者と開発者の認識のズレや、必要な要件の抜け漏れを防ぎ、開発するシステムの品質を高めることが可能になります。

選択肢1. 開発者が行うシステム要件のレビューに参加し、妥当性を確認する。

正しいです。システムを実際に使う利用者がレビューに参加することで、開発者だけでは把握しきれない実際の業務の特性や運用上の課題が要件に適切に反映されているかを確認できます。

選択肢2. 開発者に全て任せ、その決定に従う。

利用者の要求を適切に反映したシステムを開発するためには、利用者自身の関与が不可欠です。開発者に全て任せてしまうと、実際の業務で必要な要件が正しく反映されない可能性があります。

選択肢3. システムの保守が可能かどうかを見極める。

システムの保守が可能かどうかを見極めることは、利用者が要件定義に関与する際の主な役割ではありません。

選択肢4. システム要件の技術的な実現性を検証する。

システム要件の技術的な実現性を検証することは、主に開発者など技術側の役割です。利用者は主にシステムの業務上の必要性や要件の妥当性を確認する立場にあります。

まとめ

システム開発における、開発者と利用者の役割や考え方を押さえることがポイントです。

 

・役割

開発者:技術面を検討しながら要件を具体化する

利用者:実際の業務や利用目的の観点から要件の妥当性を確認する

 

・考え方

開発者:「要件を技術的に実現できるか」

利用者:「業務上必要な機能を備えているか」

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02

システム要件定義とは、システム開発の初期段階においてシステムの目的や実現する機能など発注者の要望を整理するために行い、定義した内容に基づきシステム開発を実施します。

本設問では利用者(システムを利用するエンドユーザ)としての関わり方について問われています。

例えば、経理システムを開発する場合、経理部の職員などがシステムの利用者であり、これから開発するシステムについて業務の中でどのように利用し、どのような機能が必要かなど利用者の観点から関わることが求められます。

選択肢1. 開発者が行うシステム要件のレビューに参加し、妥当性を確認する。

本選択肢が正答です。

利用者は開発者が行うシステム要件のレビューに参加し、これから開発するシステムに求める機能が盛り込まれているか、システムを利用する上での課題が整理されているかなどの妥当性を確認します。

選択肢2. 開発者に全て任せ、その決定に従う。

要件定義ではこれから開発するシステムの目的や必要な機能を整理するものです。

利用者は開発者に全て任せるのではなく、利用者の観点からシステム要件の妥当性を確認する必要があります。

選択肢3. システムの保守が可能かどうかを見極める。

システム保守が可能かどうかを確認するのはシステム開発者やシステムの運用者の役割です。利用者に求められる役割ではありません。

選択肢4. システム要件の技術的な実現性を検証する。

技術的な実現性を評価することはシステム開発者の役割です。利用者に求められる役割ではありません。

まとめ

本設問ではシステム要件定義における開発者と利用者それぞれの役割が問われています。

システム要件定義は開発するシステムの目的や実現する機能などを整理しますが、開発者は技術的な観点からシステムの実現可能性を検討する役割、利用者はシステムを利用する上でどのような機能が必要かを検討する役割をそれぞれ持ちます。

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