ITパスポート 過去問
令和8年度
問79 (テクノロジ系 問25)

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問題

ITパスポート試験 令和8年度 問79(テクノロジ系 問25) (訂正依頼・報告はこちら)

企業のリスクマネジメントの一環として行われるサイバーセキュリティリスク対策の推進において、経営者に求められる役割として、最も適切なものはどれか。
  • IT部門のセキュリティ担当者に、部門ごとのサイバーセキュリティリスク対応方針の策定と実行を全て任せる。
  • サイバーセキュリティ対策を実施する上での責任者となるCISOを任命し、実行や判断を全て任せる。
  • 実施方針の検討、予算や人材の割当て、実施状況の確認や問題の把握と対応を通じて自らリーダーシップを発揮する。
  • 専門家である外部の経営コンサルタントに、自社の組織や事業におけるリスクの分析と対策の推進に関する権限と責任を委譲する。

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この過去問の解説 (3件)

01

サイバーセキュリティは事業継続や経営判断に直結するため、IT部門だけの問題ではありません。経営者は方針、資源配分、実施状況の監督・改善に責任をもつ必要があります。

選択肢1. IT部門のセキュリティ担当者に、部門ごとのサイバーセキュリティリスク対応方針の策定と実行を全て任せる。

部門ごとの方針策定と実行をIT部門へ全て任せると、事業上の優先順位や全社的な責任が不明確になります。

選択肢2. サイバーセキュリティ対策を実施する上での責任者となるCISOを任命し、実行や判断を全て任せる。

CISOの任命は有効ですが、実行や判断を全て任せれば経営者の責任がなくなるわけではありません。経営者は監督と重要判断を行います。

選択肢3. 実施方針の検討、予算や人材の割当て、実施状況の確認や問題の把握と対応を通じて自らリーダーシップを発揮する。

正しいです。経営者が方針を示し、必要な予算と人材を割り当て、実施状況と問題を継続的に確認して対応することが求められます。

選択肢4. 専門家である外部の経営コンサルタントに、自社の組織や事業におけるリスクの分析と対策の推進に関する権限と責任を委譲する。

外部専門家の助言は利用できますが、自社のリスク対応に関する最終的な権限と責任を全面的に外部へ委譲することは適切ではありません。

まとめ

経営者の役割は、担当者へ丸投げすることではなく、方針や監督、改善指導を通じてリーダーシップを発揮することです。

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02

本問では、サイバーセキュリティリスク対策の推進についての基本的な理解が問われています。

サイバーセキュリティリスク対策はIT部門など特定の部門のみが対応するものではなく、経営者についても経営的な観点からの役割が求められます。

選択肢1. IT部門のセキュリティ担当者に、部門ごとのサイバーセキュリティリスク対応方針の策定と実行を全て任せる。

本選択肢は正答ではありません。

サイバーセキュリティリスク対策は特定の部門に一任するものではなく、経営者自身も主体的に関与する必要があります。

選択肢2. サイバーセキュリティ対策を実施する上での責任者となるCISOを任命し、実行や判断を全て任せる。

本選択肢は正答ではありません。

CISO(Chief Information Security Officer)は情報セキュリティの責任者として重要な役割を担うため、任命すること自体は適切ですが、実行や判断を一任することは不適切で、経営者自身も主体的に関与する必要があります。

選択肢3. 実施方針の検討、予算や人材の割当て、実施状況の確認や問題の把握と対応を通じて自らリーダーシップを発揮する。

本選択肢が正答となります。

経営者自らがリーダーシップを発揮し、実施方針の検討、予算や人材の割当て、実施状況の確認や問題の把握と対応などに主体的に関与していくことが重要です。

選択肢4. 専門家である外部の経営コンサルタントに、自社の組織や事業におけるリスクの分析と対策の推進に関する権限と責任を委譲する。

本選択肢は正答ではありません。

専門家である外部の経営コンサルタントにリスクの分析や対策の助言を求めることは適切ですが、権限や責任を委譲する、経営者としての責任を放棄することは不適切です。

まとめ

本問ではサイバーセキュリティリスク対策に関する経営者としての関わり方が問われていました。経営者は自らの責任を放棄せず、主体的に対策に取り組むことが求められる、という点を覚えてきましょう。

参考になった数1

03

サイバーセキュリティリスク対策の推進において、経営者に求められる役割は、

責任を負う立場として方針の検討、体制や予算の割り当てなど

あらゆる場面でリーダーシップを発揮することです。

選択肢1. IT部門のセキュリティ担当者に、部門ごとのサイバーセキュリティリスク対応方針の策定と実行を全て任せる。

不正解です。担当者に一任することは不適切です。

選択肢2. サイバーセキュリティ対策を実施する上での責任者となるCISOを任命し、実行や判断を全て任せる。

不正解です。実行や判断をすべて任せることは不適切です。

選択肢3. 実施方針の検討、予算や人材の割当て、実施状況の確認や問題の把握と対応を通じて自らリーダーシップを発揮する。

正解です。

選択肢4. 専門家である外部の経営コンサルタントに、自社の組織や事業におけるリスクの分析と対策の推進に関する権限と責任を委譲する。

不正解です。専門家とはいえ外部の者に任せることは不適切です。

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