ITパスポート 過去問
令和8年度
問80 (テクノロジ系 問26)

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問題

ITパスポート試験 令和8年度 問80(テクノロジ系 問26) (訂正依頼・報告はこちら)

バイオメトリクス認証に関する次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

バイオメトリクス認証を利用したシステムの設計を始めるときには、システムの目的と認証の用途を明らかにし、認証精度の設定方針を策定することが必要である。他人受入率が( a )なるように設定した場合は、安全性を重視した認証になり、本人拒否率が( b )なるように設定した場合は、本人の利便性を重視した認証になるといえる。
  • a:高く  b:高く
  • a:高く  b:低く
  • a:低く  b:高く
  • a:低く  b:低く

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この過去問の解説 (3件)

01

バイオメトリクス認証では、他人を誤って本人と認める「他人受入率」と、本人を誤って拒否する「本人拒否率」のバランスを考えます。安全性は他人受入率を低くし、利便性は本人拒否率を低くすることで高められます。

選択肢1. a:高く  b:高く

他人受入率が高いと不正な他人を通しやすく、安全性は低下します。また、本人拒否率が高いと本人が利用しにくくなります。

選択肢2. a:高く  b:低く

本人拒否率が低いことは利便性を高めますが、他人受入率が高い設定は安全性重視とはいえません。

選択肢3. a:低く  b:高く

他人受入率が低いことは安全性重視ですが、本人拒否率が高いと正当な本人を拒否しやすく、利便性は低下します。

選択肢4. a:低く  b:低く

正しいです。他人受入率を低くすれば不正利用を防ぎやすくなり、本人拒否率を低くすれば正当な本人が認証に失敗しにくくなります。

まとめ

安全性を重視するなら他人受入率を低くし、利便性を重視するなら本人拒否率を低くします。

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02

バイオメトリクス認証とは、指紋や顔などの生体情報で本人を認証する仕組みです。

 

他人受入率は誤って他人を受け入れてしまう確率のため、

低くすると安全性が高くなります。

 

本人拒否率は本人であっても拒否されてしまう確率のため、

低くすると本人の受け入れが高くなるため、利便性が向上します。

選択肢1. a:高く  b:高く

不正解です。

選択肢2. a:高く  b:低く

不正解です。

選択肢3. a:低く  b:高く

不正解です。

選択肢4. a:低く  b:低く

正解です。

参考になった数1

03

本問ではバイオメトリクス認証に関する理解が問われています。

バイオメトリクス認証とは、人間の身体的・行動的特徴を使って本人確認をする認証方式のことで、指紋・虹彩・静脈・声紋・筆跡などを利用して認証を行います。これらの特徴はパスワードのように忘れたり漏洩したりするリスクが少ないという利点がある一方で、後判定が起こり得るため、精度設定が重要であり、本問でも認証精度の設定方針について問われています。

 

他人受入率とはFAR(False Acceptance Rate)とも呼ばれ、誤って他人を本人と認証してしまう割合のことを示します。

「他人受入率が( a )なるように設定した場合は、安全性を重視した認証になる」

と記載されているので、(a)に入るのは「低く」が正答となります。

他人受入率が低い=他人を誤って本人と認証してしまう割合が低い、と言えるので、誤認証が少なく安全性が高いと言えます。

 

本人拒否率とはFRR(False Rejection Rate)とも呼ばれ、本人を誤って他人と判断し、認証拒否してしまう割合のことを示します。

「本人拒否率が( b )なるように設定した場合は、本人の利便性を重視した認証になる」

と記載されているので、(b)に入るのは「低く」が正答となります。

本人拒否率が低い=本人を誤って他人と判断して認証拒否される割合が低い、と言えるので、ご判定による認証拒否が少なく、本人の利便性が高いと言えます。

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