ITパスポート 過去問
令和8年度
問89 (テクノロジ系 問35)

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問題

ITパスポート試験 令和8年度 問89(テクノロジ系 問35) (訂正依頼・報告はこちら)

情報セキュリティに関する次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

守るべき情報資産に対して望ましくない影響を及ぼす可能性のある原因のことを( a )といい、情報資産自身の価値を損なう可能性をもつ弱点のことを( b )という。
  • a:インシデント  b:リスク
  • a:脅威      b:脆弱性
  • a:脆弱性     b:インシデント
  • a:リスク     b:脅威

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この過去問の解説 (3件)

01

情報セキュリティでは、損害の原因になり得るものを脅威、その脅威に利用され得る弱点を脆弱性といいます。両者が組み合わさって損害が生じる可能性がリスクです。

選択肢1. a:インシデント  b:リスク

インシデントは情報セキュリティに悪影響を与える、又はその可能性が高い出来事です。弱点を指す用語はリスクではなく脆弱性です。

選択肢2. a:脅威      b:脆弱性

正しいです。望ましくない影響を及ぼす原因が脅威であり、情報資産や管理策に存在して脅威に悪用され得る弱点が脆弱性です。

選択肢3. a:脆弱性     b:インシデント

脆弱性は原因そのものではなく、脅威に悪用され得る弱点です。また、弱点をインシデントとはいいません。

選択肢4. a:リスク     b:脅威

リスクは脅威が脆弱性を利用して損害を生じさせる可能性と影響の組合せです。脅威と脆弱性の位置付けが合いません。

まとめ

原因が脅威、悪用され得る弱点が脆弱性、と理解しましょう。

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02

選択肢を確認します。

 

インシデント

 マルウェア感染やシステム障害などシステムやサービスにおける

 機密性、完全性、可用性を損なう可能性のある事象のことです。

 

脅威

 サイバー攻撃や内部不正、人為的ミスなど事故により

 情報資産に損害を与える可能性がある要因のことです。

 

脆弱性

 システムや機器、組織体制に存在する欠点のことです。

 不具合やセキュリティホールなどです。

 

リスク

 情報資産に損害を与える可能性のことです。

 サイバー攻撃によるシステム停止などです。

 

これにより、

情報資産に対して望ましくない影響を及ぼす可能性のある原因は、

脅威になります。

また、情報資産自身の価値を損なう可能性をもつ弱点は、脆弱性になります。

選択肢1. a:インシデント  b:リスク

不正解です。

選択肢2. a:脅威      b:脆弱性

正解です。

選択肢3. a:脆弱性     b:インシデント

不正解です。

選択肢4. a:リスク     b:脅威

不正解です。

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03

本設問では情報セキュリティに関連する用語に関する理解が問われています。

選択肢にある用語についてそれぞれの意味合いを整理しましょう。

 

・インシデント:実際に発生した事件・事故のこと。情報漏洩の発生やサービス停止の発生など。

・脅威:望ましくない影響を及ぼす可能性のある原因のこと。不正アクセス・マルウェアへの感染など。

・脆弱性:情報資産自身の価値を損なう可能性をもつ弱点。通信の非暗号化・容易に推測できるパスワードなど。

・リスク:脅威が脆弱性を突いた時に発生する情報資産の損失の可能性。情報漏洩・サービス停止の可能性など。

 

以上より、

(a)は「守るべき情報資産に対して望ましくない影響を及ぼす可能性のある原因」とあるので「脅威」

(b)は「情報資産自身の価値を損なう可能性をもつ弱点」とあるので「脆弱性」

が正答となります。

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